【埼玉】被爆体験継承の取り組み

2015.10.16

被爆体験聞き書き行動実行委員会

9月5日に平和ネットワーク草加と草加市の共催で「草加平和の日」のつどいが開催されました。例年は原爆のパネル展示と講演が主な活動内容でした。今年はしらさぎ会の土田和美さんが、国立市の被爆体験の次世代の語り部育成の取り組みに関心を持ち、草加市や平和ネットワーク草加の方々と話し合い、被爆者の問題や体験を語るつどいを初めて取り組みました。

田中煕己しらさぎ会会長から体験と「被爆者問題の現状」を、宮本一さんからご自身の体験を、土田和美さんの体験を当日参加できない土田さんに代わり被爆体験聞き書き行動実行委員会の青木より子さんが語りました。

被爆体験の継承ということでは、当会としては初めてのことです。会の活動や他のつどいなどを通して、青木さんは土田さんの体験を何度も聞いており、人となりもよく知っています。土田さんの体験なら話せると代役を引き受けました。原稿を見ながらでは語るということにはならないと考え、NHKの「被爆者からの手紙」に収録された土田さんの原稿を暗記して、当日は起立して、思いを込めて、一言一言はっきりと語りました。

後日、土田さんが平和ネットワーク草加の人に聞いたところ、会場の反応は好評であったということです。平和ネットワーク草加では、今回の企画を通して被爆体験を聞いていかなければという思いになり、10月16日の被爆体験聞き書き行動実行委員会に2人が参加してくれました。参加の感想として「いろいろな活動があることを知ったが、会に持ち帰って、今後活動にどう生かしていくか考えていく。」と発言していました。今後は国立市の語り部育成についてや、広島市の継承者の話を聞いてみたいということで、この秋のしらさぎ会の広島行にも参加されるそうです。

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