ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会 資料収集部会より

この夏も8月2日から愛宕事務所で、昭和女子大学の学生さんらの夏休みを利用した被爆者運動資料の整理作業が進められています。「今年の1年生はとても積極的」で申し込みは予想をはるかに上回り、延べ40日分の作業日程のシフトを組む松田先生がうれしい悲鳴をあげるほど。結局、一人一日ずつの割り当てで38人が参加してくださることになっています。

 今回整理する主な資料は、東京の被爆教師、横川嘉範さん(故人)が遺された平和教育、東京や世田谷区の被爆者運動に関わる資料(段ボール3箱分)を皮切りに、日本被団協の1995年調査票や関連資料、198090年代の被爆者運動(諸会議、国会行動、調査など)の事務局記録メモなど。今から20年前、被爆50年の調査票には、半世紀にわたる被爆者としての苦しみや、制定直後の援護に関する法律についての被爆者たちの意見が詳細に記されており、しばしば作業の手を止めて真剣にその記述に見入る学生さんらの姿が見られました。並行して、「自分史つうしん ヒバクシャ」に寄せられた各地の被爆者の自分史作品や原稿、手紙などの整理も始まっています。

 

 また、7月から借用できることになった南浦和の資料室(コーププラザ浦和4階)には、愛宕事務所で整理された運動関係資料が入ったもんじょ箱を収納するスチール棚を設置。7月23日に、もんじょ箱93箱と横川さん寄贈の書籍や『平和教育』バックナンバーを含む雑誌類19箱、その他各方面から寄贈いただいた原爆関係書籍や冊子類段ボール150箱分が運び込まれました。

 この資料室は、奥を資料庫として、手前の会議室を資料整理作業に利用させていただくことになります。当面、8月29日から9月9日にかけて、これも昭和女子大学の学生さんに協力いただきながら、書籍・冊子類の分類・整理作業が始められることになっています。

ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会 資料収集部会

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