【各地の活動】奈良・平和ライブラリで資料整理はじまる

8月1日(土)、「平和ライブラリ」の資料整理が一歩を踏み出しました。当初3月に予定し、新型コロナの影響で延期されていた入谷方直さんによる資料整理の講習会がようやく実現したもの。主催は、ピースアクションをすすめる会・奈良県生活協同組合連合会・市民生活協同組合ならコープの三者です。
 2階に平和ライブラリが設けられた「コープふれあいセンター六条」の1階、集会室を会場として、役員を含む13人が参集。入谷さんから被爆証言やわかくさの会の活動記録を継承することの意義・目的、そして整理の方法についての説明をうけ、わかくさの会最終年の会長・市原大資さんが遺された資料を実際に整理しながら学びました。
 継承する会の運動史料整理の方法にならった資料整理作業のレジメを見ながら、①封筒入れ、②封筒の表題記入、③目録記入を行い、最後にもんじょ箱(中性紙箱)に収めることができました。
 参加者からは、たくさんの感想が寄せられました。
○ 貴重な資料を素手で触るのは緊張しましたが、資料保存、未来への伝承の役に立てることはとてもありがたく感じました。ふだん、被爆者の方のお話をきいたり学習したりという機会はあっても、実際自分の手を動かして、具体的に役立てる機会はなかなかないので、充実感がありました。
○ 資料タイトルのつけ方に悩みました。…年代、資料の意味(何の資料なのか)などは読み込まないとわからない、つい読みふけってしまいます。それがこの作業の魅力だと思いました。ものごとを丁寧に知り大切に扱うことは人間としてよい学びになりました。奈良の記録保存にかかわることが出来、ありがたく思っています。
○ “市原大資”さんという方にお会いしたこともない、お名前さえも初めてお聞きした私が、75年前の市原さんの壮絶は体験、そこからずっと市原さんがこだわって書き留められてきた資料、新聞切り抜きなどを通して、市原さんのたどってこられた人生や途切れることなく抱え続けてこられた思いや願いに触れたいです。
○ 本日の史料整理が100年先、200年先の人々に向けての、タイムカプセル作りのような気がして大変貴重な作業だと思いました。風化させてはいけない記憶を継承していくためにもアーカイブ作業は大切です。偶然残っていく資料も過去をあぶり出してゆくひとかけらになります。「あえて残して整理する」ことで「未来へのメッセージ」になるのだ、と思いました。
 入谷さんから学んだことを、これからも継続しておこなっていきます。


(ならコープ 岡英幸さんのレポートから)

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