【特別報告】ノーモア・ヒバクシャ継承センター設立募金の取り組み

継承センター設立募金は2020年1月現在で、累計6,101,491円となりました。引き続き、6億円をめざします。これらの支出は、資料収集・整理・保存事業1,170,805円、未来につなぐ被爆の記憶プロジェクト585,948円、継承センター設立募金活動186,685円、継承センターWebサイト構築事業1,259,606円、合計3,174,044円で、残高現在は2,927,447円となっています。継承センター設立に向けて前倒しで取り組まれている事業について、この「ノーモア・ヒバクシャ通信」で、順次、解説をしていきます。

(1)今回は、「デジタル・アーカイブの事業」について解説します。

 電子図書館として、インターネット上に被爆者のたたかいの記録や資料のデータを収納・保存し、一般の方々がいつでも見ることのできる情報開示の状態をめざします。そのことによって、被爆の実相や体験を継承・普及することにつながるものと考えています。

 まずは基礎的な作業として、書籍類を含めおよそ一万点に及ぶ膨大な資料を、一つひとつ、意味のある情報開示とするためのデータ編集作業、技術的に正確に資料データを写し撮るスキャニング作業、個人情報のチェックなど情報開示に適した状態にするマスキング作業などを進めています。より具体的には、① 各県・地域の被爆者の会が発行した手記・証言集等のデータ化作業を進め、公開をめざします。② 被爆者運動資料のデータ・ベースを構築します。項目立てて整理し分類作業をすすめます。③ デジタル・アーカイブを活用し、学習や継承活動のプログラムを作り、各地で交流活動をすすめます。④ 海外向けWebサイトを構築し、情報を発信します。そのため、翻訳等の作業をすすめます。

(2)これらを2023年度までに、順次取り組み、総事業高として2,400万円を想定しています。今年度は基礎的な作業として、データ編集作業、スキャニング作業、マスキング作業に、合計920、000円を支出しました。そのうちの500,000円は、連合・愛の基金より2019年度中央助成金として寄せられたものです。この場を借りて、お礼と感謝を申し上げます。

 まだこの取り組みは始まったばかり、これからが本番です。引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いします。

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