《関連ニュース》幼児期の平和教育~「被爆アオギリ」の紙芝居制作~

「被爆者問題をみつめる」と題して継承する会の第3回学習懇談会(2016年3月)でお話をいただいた山手茂先生から、お知らせをいただきました。姪っ子の大庭三枝さんが、「被爆アオギリ」を題材に制作した紙芝居による読み聞かせの活動を通じて、世界大会で表彰されたというニュースです。

 幼児教育や保育を研究する福山市立大学准教授の大庭さんは、同大の前身、福山市立女子短大で保育科講師だった2006年に、ゼミ生とともに「被爆アオギリ」の紙芝居「そばにいるよ~いっしょにあるいていこう」をつくりました。広島で被爆したアオギリの木は引き裂かれながらも生き残り、二世の苗木が世界各地にひろがって平和のメッセージを届けるという物語。紙芝居は日英仏の3か国語で制作され、学生らの実習として、地元の保育所やフランスの子ども達に、読み聞かせを行ってきました。

 紙芝居で幼児期の平和教育に取り組んできた活動や研究が、世界的組織でユネスコの協力機関でもある「OMEP」(世界幼児教育・保育機構)に認められ、「2019ESDアワード(持続可能な開発のための教育)」を日本人として初めて受賞し、2019年7月にパナマで行われたOMEPの世界大会で表彰されました。

 これからの社会を担う若い世代のための平和教育が求められています。幼児期の平和教育の試みのひとつとして貴重な取り組みと思われます。

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