《関連行事》ヒロシマ連続講座で西村利信さんの「原爆体験記」を紹介

10月5日 (土)第85回ヒロシマ連続講座(企画:竹内良男さん)にて、故 西村利信が高校2年生の時に書いた手記「原爆体験記」を、義娘である西村桂子が紹介させて頂きました。

この日は、俳優・語り手であります岡崎弥保さんの朗読と重ねながら、手記に込められた義父の葛藤や、70年間語ることの出来なかった心境などを、さまざまな角度から参加者の皆様と共有させていただきました。また、義父の妹でありますヨシコさん(当時8歳)より原爆投下直後の自宅の状況や、瀕死の兄弟の様子などを涙ながらに語っていただきました。

手記が私(義娘)に渡され、義父が亡くなるまで共に駆け抜けた9か月間の短い日々を振り返りながら、公表前と公表後の義父の心の変化などもお伝えしました。

参加者の皆様には、「原爆体験記」の原本を手に取って見ていただき、「人知れず長年保管されていた貴重な手記であり、原爆投下から4年後に高校2年生が書いた鮮明な記憶が、西村利信さんと関わりのあった方の朗読と、その文章に込められた真相説明になどにより、とても身近に感じることができました。」との感想をいただきました。

今後も私達は、「広島の悲劇を繰り返すな」と記した義父の願いを強く受け止めて、これからも継承活動を続けていきたいと思っております。

なお、原本は、寄贈先でありますノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会様のご厚意により、一時的に持ち出しを許可していただきました。

ご協力を頂いた皆様にお礼申し上げます。参加者の皆様、ありがとうございました。

(西村桂子)

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