【資料庫部会】故・小西悟さん(日本被団協国際部長)の資料をご寄贈いただきました

1980年代から日本被団協の国際部長として被団協が独自の国際活動を展開する中心となって活躍された故・小西悟さん(広島被爆、2015.4.22死去)のご遺族(妻・洋子さん)より、2月21日、遺された資料のご寄贈をいただきました。

①ドイツ、オーストリアをはじめとするヨーロッパを中心とした世界への遊説の記録や国際会議での報告・資料、写真、作成した文書のデータ、などの運動資料(段ボール11個分)、および②自身の体験にもとづく証言による構成劇「一九四五年八月六日」のシナリオや公演パンフ、各国への遊説報告書など、冊子や書籍類(段ボール3箱分)、計14箱もの資料です。

先に寄贈いただいた肥田舜太郎さんの資料と合わせると、被団協が解明してきた原爆被害の反人間性をもとに、核兵器は凍結や抑止ではなく廃絶するしかないと訴えてきた国際活動に関わる主な資料がそろったことになります。

亡くなられたときにドイツの平和活動家ギド・グルネバルトさんが、寄せられた追悼メッセージを編集した『小西さんの思い出』には、70年代後半から2005年にかけて、各地で出会った平和活動家らと小西さんをはじめとする被爆者との交友が、温かく信頼に満ちたものであったことが生き生きと綴られていて、こうした長い時間をかけた世界への種まきが国連での核兵器禁止条約につながったことが実感されました。

荷物を送り出したとき、洋子さんが「これからの整理が大変でしょうが、胸の重荷がおりたような気がします」と言ってくださり、これらの資料を多くの人たちに活用していただけるようにしていく責任をひしひしと感じました。

たくさんの貴重な資料のご寄贈に心より感謝申し上げます。

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