ヒロシマ・ナガサキを語り、受け継ごう(「主婦連だより」第780号より転載)

7月16日、主婦連合会では、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会理事の吉田一人さん(写真)から話を伺いました。吉田さんは13歳で被曝しましたが、大きな怪我や病気をしなかったことから被爆者運動に若い頃から取り組んできました。

被爆者は「再び被爆者をつくらない」を合言葉に、「もう、こんな核兵器で街を破壊することはあってはならない」との思いで、活動してきました。

アメリカでは、第二次世界大戦に対して「リメンバー・パールハーバー」と言いますが、これは「覚えてやがれ」という復讐のキャッチフレーズです。それに対して「ノーモア・ヒバクシャ」は、再び被爆者をつくらないという共有すべき未来へのメッセージであると考えます。核兵器を廃棄して、人類があの過ちを繰り返すことなく、長崎を最後の被爆地にしなければなりません。

被爆から70年経ち、被爆者は高齢化して減少しています。被爆者が減っていることは、被爆者を再び作らないという運動の成果の一つであり、被爆者がいなくなることを悲しまずに、今のうちにその体験を活用することが大切です。運動の中心になっているのは、被曝時にその当時の記憶がない、胎児や幼児だった「一桁被爆者」です。資料や家族の記憶を集めて、記憶のない被爆者も語り継ぐ努力をしています。吉田さんは、「2020年の東京オリンピックには、核の傘に覆われていない東京の空にしたい」と結びました。

最後に山根香織会長は「主婦連が平和を守る運動を続けていくことの必要性を感じた」と感想を述べました。

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